実践『企業倫理・コンプライアンス』

ＣＳＲに基づく組織づくりの考え方と手法

企業倫理・コンプライアンスへの取り組みは、単なる不祥事対策やリスク管理の問題という次元ではなく、事業活動の基盤づくり、組織の成長と収益を持続させる基盤づくりとして、重要な位置を占めるようになっています。
本書では、担当部門の活動領域に関する認識を広げ、企業倫理・コンプライアンスの推進を担う担当部門や担当者の認識を変化させるきっかけを提供することをねらいとしています。
　本書は、産業能率大学総合研究所が多くの企業で実施してきたコンサルティングの実績の集大成であり、組織のメンバー一人ひとりが倫理的行動を実践するようになるためのマネジメントのあり方を具体的に考え、コンプライアンス・マネジメントの理論と実務についても解説します。


本書の主な内容

第１章　なぜ、企業倫理に取り組むのか
第２章　倫理的な組織づくりに向けて
第３章　企業倫理推進のための施策
第４章　倫理的な判断を実践するために
第５章　組織に変化を引き起こす学習と職場勉強会の展開
第６章　ケースによる学習
第７章　倫理意識とマネジメント
第８章　マネジメントを総合的に考える
第９章　現場マネジャーのコンプライアンス・マネジメント